―感染予防4月26日(日)更新-
4月17日、緊急事態宣言が全都道府県に発令されました。
5月6日のGW明けまでを予定しているとの事です。
この期間に事態が収束すれば良いのですが、
まだ、なかなか感染者の増加は著しいと言えるでしょう。
そんな中で少し腑に落ちない部分が存在します。
自粛ムードになる前と
街が閑散としている現在と
比べたら
現在の感染者数の方がはるかに多いのが現実です。
自粛の前は潜伏していて、それが現在発症しているから増えているという声もありますが体内での潜伏期間は平均5日、長くても12日と言われています。
あの自粛からすでにその期間は十分に過ぎており、
それ以降にいわゆる3密の状態に陥るのは減少しているはずです。
にも、関わらず増加傾向にあるのは感染ルートに理由があるのかもしれません。
そこで、感染予防に関して現段階で感じている事を記載致します。
ー注意―
他人との接触
距離や密集度よりも
身の回りの“物”に気を付ける
外食では周りの人間よりも
椅子やテーブルを注意せよ
上記図のエアロゾルとは
空気と思って下さい。
これはそんなに注目されていませんが
トイレでこれは危険度が増します。
スーパーなどの買い物でも、
レジに並ぶ人からの飛沫よりも
プラスチック用品やペットボトルなどは
ウイルスの生存期間も長いので注意です。
買い物ではこれらの商品を購入し、
自宅に持ち帰る事が最大の注意点となるでしょう。
これらを念頭におきまして、
自粛をして3密は“減っている”のに
感染は“増えている”理由として
【物に付着したウイルス】が要注意である
こう言えると思います。
①スーパーマーケット
自粛とはいえ、買い出しは必須です。
その為、スーパーはいつも混雑している状況です。
ただここでお伝えしたいのは人の密集ではありません。
【3密よりウイルスの“在庫”】が危険。
スーパーで危険な場所は、
陳列されている商品です。
商品を品定めする為に手に取り、いったん棚に戻す。
こういった事は誰もが経験のある普通の行為ですが、
新型コロナウイルスの感染者が咳やくしゃみをした際に手で口を覆い、
新コロナウイルスが手に付着している人が触った商品には普通に移ります。
そして、表面がツルツルしているものには3~5日間はウイルスは生きているという事ですから大変危険です。
スーパー内では飛沫感染などより危険だと認識しています。
~注意点~
◇棚の商品は必要以上に触れない様にして下さい。
◇可能なら最前列に並んでいる商品より奥の商品を取りましょう。
◇購入したら可能な限り自宅で表面を拭く様、洗えるものは洗う様にして下さい。
◇カートやカゴも取っ手が危険ですので店を出る際は入り口にある消毒液を使用して下さい。
-最大注意点-
商品(物)を購入してきた際は、
腐るものや至急必要なもの以外は、
購入時の袋のまま1日以上(出来れば長く)、
玄関か気温や紫外線が少しでも強いベランダなどに、
置いておく事で部屋にウイルスを広げる危険性を
緩和出来る事に繋がります。
③スマホ・携帯
仕事上でもプライベートでも
現在の世の中では必須アイテムともいえる携帯電話。
この携帯電話(スマホ、ガラケー含む)はどんな状況でも手に触れているといっても過言ではありません。
先ほどから例に出しているスーパーの買い物中でもスマホをカバンやポケットから取り出し、ついつい見てしまいます。
電車で移動中なら大半が触っています。
携帯電話に触れる前に、
別の“物”に触れた事で自分自身の手にウイルスがスタンバイ完了しているという事も大いに考えられます。
当然、家に帰っても、外食をする際も、
手洗いなどを行うと思いますが、スマホにはウイルスが残っています。
もちろん携帯電話を手放すわけにもいきませんので、
注意点とすれば・・・
◇基本的に外であまり不用意に見ない事
◇外で見る時は手洗いをしてから触る事
◇食事中にはスマホを触らない様にしましょう。
この様に注意も行っていけるでしょう。
その他
これだけ3密を意識し、自粛が広まっている中での感染拡大。
やはり物へ付着したウイルスが次に触る人へ移るという流れが大きいのではないでしょうか。
食料品のスーパーに限らず、
100均などの雑貨屋も含め、不特定多数が触れている可能性のあるものは
結果として人の密集よりも要注意だと感じております。
電車でも目の前にいる人間(飛沫)にはお互い相当の危機感を既にもっていますので、
マクス着用で口を開かず感染確率は十分に下がっているかと思います。
今後、ウイルスは物に付着した後、
5日は生きているという事を意識し、
電車ならつり革、手すり、ドア、シート、券売機が触れる恐れの多い“物”になりますので、
そういった見方で気を付けていきましょう。
職場では同僚との距離よりも、
社内で不特定多数の人間が触れる場所。
事務所のカウンター、冷蔵庫、ドリンクバー、各部屋のドア、
運送関係ならリフトなども入るでしょう。
それに社内で扱う商品や作業台などが危険と言えます。
また、ウイルスが舞い散る要素のあるトイレの様な場所は壁や物に注意しましょう。
ただ、手に触れた=手にウイルスが付着した…
これだけでは感染しません。
その手で他を触ればウイルスの領域を広める事になり、
その手で眼、鼻、口を触れば感染確率が一気に跳ね上がります。
ですので、ウイルスがいる可能性のある場所に触れたとして、
万が一、そうなっても手洗いでウイルスは殺菌出来ますし、
水流で洗い流せます(20秒以上流しましょう)。
3密は既に浸透し過ぎている危機意識。
次は買い物や仕事、移動の際に、
物に触れない、常に手洗い。
『感染の確率を下げる行動を心がけましょう』
新型コロナの情報ページにも記載しておりますが、
感染は確率の問題です。
日常生活や仕事を行う際に人は外出をしますから、
当然の様に感染確率は上がります。
しかし、不用意に恐れるのではなく感染ルートも考えながら、
殺菌、除菌、付着防止の為の行動を心がけ、
感染の確率を下げる事が重要だと思います。
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☆次回:5月1日(金)更新情報
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