~間違った考え方4項目~
間違った考え方①
【感染拡大の原因は非自粛!?】
新型コロナウイルスが第3波と言われ世間にダメージを与えています。
『GO TO関係の政策のせいで感染拡大したぞ!』
『せっかく落ち着いていたのに』
『またクラスターが起きた!!』
『毎日感染者が増えている!!』
『重症患者も増えているぞ!!』
『経済は後で何とでもなる!!』
『1人として死んではいけない』
『自粛要請、緊急事態宣言を出せ』
『感染拡大は自粛してない奴のせい』
色々な事が言われていますが、
本来ウイルスが冬になると感染力が増し、
体内での増殖も暑い夏場より多くなる事は大人であれば当然の事と認識していると思います。
現在1月ですが日本では冬となり、
気温も下がり、乾燥した空気に変化する季節です。
例年の様にインフルエンザウイルスも従来の風邪(コロナ、アデノ等)も
基本的には冬場になると発症し体調不良になるケースが多いものです。
気温的にもウイルスは活性化し、
人体側も空気の乾燥から、喉や目も乾きやすくなり、
ウイルスの付着~侵入も起きやすくなるのです。
乾燥はウイルスを舞いやすくしているという事もあります。
新型コロナウイルスも1月という季節になり、
感染が多く確認されていたり、
重症者が増えているのは当然と言えば当然の事なのです。
何故、1月になって感染者が増えている事の"原因探し”が始まっているのでしょう。
人々の気が緩んだから?
飲み会に行ったから?
旅行者が県をまたいで往来するから?
いえ、そんな風に矛先を間違えると、
ウイルスに関する感じな事が見落とされます。
一番大きな要因は冬だからです。
気温と湿度、それに伴う免疫力の低下。
これらが最大の原因です。
GO TO関係とはさほど関係が無いとの見解も出ております。
例えば福岡市の市長が提示した相関図ですが、
GO TOトラベル利用と感染者の因果関係は無い事を示しています。
GO TOトラベル開始が7月22日。
この政策にともない増加した旅行者(宿泊者)を茶色の折れ線グラフで表しています。
これによると福岡市ではGO TOの影響で旅行者(宿泊者)が増加したのは9月以降である事が分かります。
一方で水色の棒グラフは新型コロナの感染者数です。
7月初旬の何かが火種となって8月にかけて一気に伸びています。
感染は即日検査受けたり、即日発症したりせず、
感染してから検査や発症までタイムラグがあります。
7月初旬に起きた火種で7月半ばからグッと伸びているので、
明らかに原因の火種は7月初旬であると言えます。
GO TOトラベルは7月22日以降であり、人が多く動き始めたのは9月です。
7月初旬の火種には全く関係ありません。
またGO TOトラベルの利用が盛んになった時期より後も伸びてはいません。
この表からもGO TOトラベルと感染者拡大の因果関係は無いと言い切れるのです。
あくまで現在の感染者増加は季節的に当然過ぎて、
『何故だ!?』と驚く方が無理があるかと思います。
間違った考え方②
【感染防止か経済優先かという選択肢】
2020年春から夏にかけての緊急事態宣言や自粛要請。
ここでダメージを受けているのは飲食店や雑貨を含め商売をする商店。
観光業はもちろんの事、娯楽施設も凄まじいダメージとなっています。
もちろんそれらに関わる農家や工場にも影響は有るのです。
またニュースで連日、恐怖報道をされる為、
精神的に恐怖を募らせ、家から出ずに自粛を徹底し、
メンタルがやられた結果、
自ら命を絶つという行為が急増しています。
私の住む大阪でも、普段なら人身事故など滅多に起きない駅でも、
何度、人身事故の話題が上がっているでしょうか。
ここで間違った考え方の話ですが、
『経済=お金』という概念が間違っているのです。
『経済=命』です。
経済を優先して世の中にお金を回す事が大切か、
感染で陽性とされる人を出さない事が大切か、
こう言った議論は間違った感覚であり、本来は、
経済で苦しんで命を絶つ人、恐怖で命を絶つ人を出さない様にする事が大切か、
感染で陽性とされる人、新型コロナで1人でも死者を出さない様にする事が大切か。
この議論になるのです。
『経済は人命です』
確かに新型コロナで死者や重症化する人が出ても良いというワケではありませんが、
両方を完璧にこなす事など不可能でしょう。
で、あれば特に健康被害の症例が少ない10代~50代の若い世代は、
通常の様に仕事をしながら消費もする事で、
日本全体の命や秩序が保たれると感じます。
間違った考え方③
【感染を防止・予防する事が最重要!?】
先ほどの②でもお伝えした様に、
感染を完全に止めるなら経済を潰して完全に家にこもる他ありません。
しかし、新型コロナウイルスを含め、
多くのウイルスは完全に撲滅出来るはずもなく、
人類は長い付き合いをしていかなければなりません。
世間ではワクチンの開発成功を待っているとか、
治療薬の完成を待ちわびているという事が聴こえてきます。
それらが成功するまではギリギリで経済を保ちつつ自粛をする・・・
そんな事が果たして可能でしょうか。
もちろん不可能です。
ワクチンにはいつの時代も副作用が必ず存在し、
それを摂取するかどうかの判断にも時間がかかります。
治療薬も完成時期など分かりません。
では感染を止めるなど、特に冬の時期には不可能な事なのです。
実際に毎年、意識していてもインフルエンザの患者は1,000万人~2,000万人(推定)も出ています。
感染防止など余程の高い致死率を誇るウイルス以外には到底無理なのです。
では今、この冬にするべき対策は何かと言えば、
【感染防止・感染予防】では無く
【発症予防】だと言う事です。
風邪を引いても無症状や軽症で済むか、
重症化してしまうか、
この差は自分の持つ免疫力によるものであります。
しっかり栄養を摂り、特にビタミンⅮの欠如にならぬように、
サプリメントでも良いからしっかり補充しておく。
またいつもは冬でもシャワーで済ませている場合でも、
この冬は特に免疫力を上げておきたいと考えるなら、
しっかりお風呂に入り体の深部体温を上げておく事も重要です。
政府にせよ、専門家を名乗る一部の医師にせよ、
感染を食い止めることばかり意識している様に見えますが、
不可能な事ばかりを言うのではなく、
免疫力の大切さ、免疫力の上げ方などを大きく報道するべきだと私は考えます。
免疫力が強ければ病気は発症しません。
病気の症状は人間の持つ免疫力が外敵に負けた時に出るのです。
間違った考え方④
【新型コロナは本当に怖い?】
新型コロナウイルスの検査はPCR検査を用いて行っていますが、
このPCR検査自体に異常性を感じます。
※この異常性に関して今回は詳しい説明は控えます。
そしてPCR検査で陽性と判明した人を『感染者』と位置づけ、
悪人扱いで世間は非難の目を向けます。
PCR検査の陽性反応が出た人は感染者なのでしょうか?
日本のPCR検査基準ではウイルスが粘膜に5個付着していたら陽性と出ます。
しかし体内に侵入した新型コロナウイルスが原因で体調不良を発症するには、
ウイルスが10,000個以上だと言われております。
この点だけでもPCR検査で陽性だと判定されても、
新型コロナウイルスの感染者ではないと言えるのです。
既に出だしで間違っています。
また医療崩壊が叫ばれていますが、
新型コロナの患者を受け入れられる病院が少ない為、
その病床が無くなる、あるいはその現場での看護師や医師を不足を意味します。
また逆に新型コロナの患者を受け入れられない病院では、
通常の患者も激減し、経営難の状態で医療崩壊と言えるのです。
では、今回の新型コロナウイルスの感染は本当に怖いものなのでしょうか?
確かに症状が出始めてから重症化するまでのスピードが通常の風邪やインフルよりも異常に早い事が危険な要因であると言えます。
しかし、全体の8割が無症状か軽症で、残りの2割が高齢者や基礎疾患のある方がほとんどの対象者となり重症化や死亡という結果になっています。
この重症化する事もある、死亡する事もあるという文字を見れば恐怖を感じるのも無理はありませんが、
従来の風邪でもインフルエンザでも毎年膨大な数の人が重症化したり亡くなったりしています。
この事実を言わず、新型コロナにのみスポットを当てると、
完全に印象操作をしている状態に陥り、
新型コロナというものに対する恐怖心を一段と強めるものとなります。
では本当はどの様に、この問題を乗り越えるべきでしょうか。
それは下記の表に記載されている感染における分類を下げる事です。
現在、新型コロナウイルスは2類に分類されています。
こういった分類は対応を変える為に行っております。
つまり1類と2類では感染者に対する、あるいは社会に対する対応が違ってくるのです。
1類、2類は明らかに致死率が高い病気です。
特に1類は桁違いに高い事が分かっています。
エボラ出血熱は場合によっては致死率90%と言われているほどです。
2類とは結核、SARS、MERS、一部の鳥インフルエンザなどが該当します。
これらも1類ほどではありませんが、致死率も高いものとして知られます。
SARS:9.6%
MERS:34.5%
では、新型コロナウイルスはどうでしょうか?
新型コロナに関しては日本に限りますが、
全年齢で平均しても0.1~4%となっています。
特にその中でも80歳以上の高齢者に割合が多く、
子供はほぼ皆無。
10代~60代でも致死率で言えば極端に低いパーセンテージが出てきます。
下記の表で言えばもっと低いですね。
2020年12月4日現在の国内情報
2020年12月4日現在の感染者数(累計)
2020年12月4日現在の死亡者数(累計)
これらから結論を出せば、
感染症法の分類をインフルエンザと同じ5類に早急にする事です。
そうすれば一般病院でも診察が可能になり、
検査も回せます。
もちろん体調が悪い方は早期発見も可能になります。
当然、新型コロナ以外の病気、あるいは怪我でも治療は行えます。
そして軽症者や無症状者は従来の風邪やインフルエンザと同じように、
寝て治すという様な自宅で自分なりの療法を取る事も出来ます。
また恐れを抱かなくなれば、
それだけ心から恐怖心が消え、通常の暮らしの中で免疫力も戻ってきます。
この分類を夏場の時点でも変更する事なく、
ここまでしているのはワクチンに関する利権の為の手法としか考えられません。
現在は2類とされています。
しかし実際の対応は無症状でも検査を行い、
隔離や入院を勧告するという1類の様なものになっています。
現代の世の中では、
ウイルスの毒性が強ければ強いほど感染は広がりません。
隔離を行うし、感染者は高確率で亡くなってしまうからです。
しかし新型コロナの様に8~9割無症状という感染に対して、
1類の様な対応を取れば医療や社会は混乱する羽目になるのです。
初めは分からないにせよ、
未だに2類から外さず1年延期と発言しているのは、
何かしら裏があるという事でしょう。
そんな価値観に惑わされ、
間違った情報に恐怖を覚え、医療崩壊や経済の壊滅、人命の軽視を行ってしまっています。
政府のせいにする事も簡単ですし、
自治体の手法に文句を言う事も簡単です。
見知らぬ人達の素行を原因にあてるなど容易い事なのです。
しかし本来は自分の身は自分で守る。
そしてその機能は自らの体に備わっています。
私はこのHPに記載しています新型コロナ情報で4月から免疫力の大切さを伝えてきました。
この冬も当然、例外ではありません。
家に帰ればまず手洗いをし、うがいを徹底。
人が集まる場所ならマスクの着用。
不用意にお店のものに触れない。
重要なのは最終感染ルートである目、鼻、口に不用意に触らない事。
そして感染しても打ち勝てる様に免疫力を上げておく事。
この対策は常に自分が行うものばかりで、
政府や自治体に言われ行うものではありません。
言われるがままに外出を自粛したり、報道のままに恐怖を覚えたりするよりも、
普段の冬と同じように娯楽も楽しみ、
大切な仲間や家族との時間をしっかり持ちながら、
免疫力のアップを心がけていく事が本当の対策だと思います。
~余談~
可能性(確率)と世の中の分布
政府の方針や指示に期待するな!!
自分の身は自分で守る!!
平成終盤のある年を見ると、こんな数字が存在します。
1年間で約53万件の交通事故が発生。
■交通事故の被害数
■死傷者数:67万0140人
〇死者数:4,117人(基本事故から24時間以内)
〇負傷者数:66万6,023人
・重症者:3万8,959人
・軽症者:62万7,064人
この事故件数は車の整備不良等の、
個人ではやむを得ない理由は少なく、
最も多いのが安全不確認による事故です。
次いで多いのは脇見運転。
3番目は動静不注視が原因であります。
ただ、自動車が一方的に悪い例だけではありません。
〇自動車
〇バイク
〇自転車
〇歩行者
どれにも当てはまります。
年間で53万件もの交通事故がある現実ですが、
『そんなに多いなら車に乗るのを止めよう』
『巻き込まれるのは嫌なので外出止めよう』
こんな自粛ムードにはなりません。
『さっさと“自動運転”社会にしろ!』
『事故は政府の責任だ!』
こうもなりません。
どうするかと言えば、
買い物で出掛ける際も、
娯楽で旅行や遊びに行く際も、
それぞれ個人個人が交通事故に遭わない様に
気を付けるものです。
※これには正しい知識が必要です。
運転側は安全確認を徹底し、脇見をせず走らせる。
歩ている場合は車の存在を気にしつつ、
自ら注意をしながら道路を歩くものですね。
交通事故に関しても運転者側、歩行者側では、
それぞれに注意点があると思います。
他にも例はいくらでも挙げられます。
■例1:誤嚥性肺炎
高齢者に多く見られ日本人の死因の原因7位に誤嚥性肺炎があります。
年間30,000~40,000人が亡くなっています。
誤嚥性肺炎で亡くなられるケースは圧倒的に高齢者が多いです。
だったら80歳以上は飲食禁止にするべきなのか。唾液はどうするのか?
ほとんど議論にもなりません。
■例2:お風呂で被害
1年間で約8,000~9,000人が亡くなっています。
病気が原因でお風呂で溺れる方も含めれば20,000人近い数字も存在します。
世の中の忠告でお風呂禁止条例など間違ってもありません。
■例3:お餅で被害
1年間でもお正月(年末年始)に集中しており1ヶ月で1,300人以上が亡くなっています。
お正月はお餅を食べる風習があり、お餅を喉に詰まらせて窒息する方は後を絶ちません。
しかしこれもお餅禁止にはなっていません。
■新型コロナウイルスでの被害
世間で感染が確認されてからまだ1年が経っていませんが、
現在は約2,300人が亡くなっています。
これから増えたとしても上記のものとも同等あるいはそれ以下と言える被害でしょう。
ただし!末期がんや脳梗塞、心筋梗塞・・・
その他の亡くなった原因が“死因”として明らかであっても、
PCR検査で陽性と出れば『新型コロナによる死亡』となっている事を考えれば、
本当に新型コロナウイルスの被害で亡くなった方は何人になるのでしょうか。
■新型コロナの影響での命を絶った件数
しかし不要不急の外出自粛や緊急事態宣言、経済ストップ。
これらが原因で自ら命を絶ったのは10月までしか発表されていませんが、
10月だけでも2153人です。
1月から10月迄で17,219人。
人間の心理として自粛中など危機感が心を支配している最中は生きようと働きます。
問題はその緊張感が僅かでも取れだした時です。
一気に現実に戻り、生きる心を失うのです。
自粛も落ちつき、現実が見え始めた夏で言えば前年よりも、
約40%も増加しているのです。
17,219人のうち多くの理由が新型コロナからの影響だと考える事も出来るのです。
~一定数という法則~
我々が生活し生きている環境下において、様々な要因で亡くなる、あるいは重症化する事はあるのです。
そのたった1つの要因である新型コロナウイルスに異常に執着し、
全てを狂わせる事はあってはいけない事態だと断言出来ると思います。
毎年、必ずある一定数の方が誤嚥性肺炎で亡くなり、
必ずある一定数、お風呂やお餅、交通事故でも亡くなります。
こういった“ある一定数”というものは無闇に変化したりしません。
それぞれの分野にとって“ある一定数”は存在するものです。
40年無事故で運転しているドライバーであっても、
どれだけ気を付けていても事故に遭う時は遭うのです。
突然、子供が飛び出してきた。
車が故障してタイヤが外れた。
仕事の疲労で急な眠気が集中力を切らした。
などなど原因はいくらでもあります。
もし2020年に事故に遭っていない、事故を起こしていないとすれば、
自分が優秀だからではなく、
事故に遭った人が一定数いるから自分が事故に遭わずに済んだとも言えるのです。
感染もまた同じ。
こういった感染症が流行れば、どれだけ気を付けていても、
日々の生活の中で一定数の感染者は出てしまいます。
もし自分が感染せずに済んだのなら、
自分の予防が優秀で、感染した人はダラシナイのではなく、
感染した方がいたから自分は感染せずに済んだと考えるべきであります。
新型コロナウイルスではそもそも考え方に大きな間違いが沢山ある中で、
感染者に対して大きすぎる間違った扱い方こそが本当の社会問題です。
出来るだけ、間違った情報に流されない様にしながら、
正しい予防と心をもって今回の新型コロナウイルスと向き合えば、
おのずと恐怖心は薄らぐと思います。
新型コロナでの発症を防ぐ免疫情報
癒しの時間公式ブログに記載 ↓↓↓